概要
紙評価標準化ワーキンググループ(略称 紙評価標準化WG)は、複写機/複合機およびプリンター等の事務機器で使用する用紙の評価についての標準化を行っています。 |
お客様が快適に複合機/プリンター等を利用できることを目的として、事務機器メーカーの共通課題である紙詰まりなどの用紙から脱落する「紙粉」による不具合に着目、「紙粉量」評価方法の標準化と、評価方法の周知/運用により紙粉発生の少ない用紙の普及を促すための活動を行っています。 |
紙粉の少ない用紙によって事務機器のトラブルを低減するのみならず、寿命を延ばすこと、ひいては産業廃棄物の減少にも繋がります。この活動を通して、SDGs(12)に示される「つくる責任 つかう責任」を果たし、持続可能な社会の実現に貢献して行きます。 |
活動
紙粉量評価の標準化 JBMS-88 「用紙の摩擦力計測による紙粉量の評価方法」 を制定しています。評価手法確立は新潟大学のトライボロジー研究室に依頼、製紙会社のアドバイスを受け制定しています。 |
JBMS-88の周知・運用 日本画像学会等の学会での報告、評価装置の展示などを行っています。また、評価に使用する「PLMR標準ローラー」の頒布、委託試験機関の紹介なども行っています。 ワーキンググループ内では世界の紙を測定しています。 |