情報事務機械産業におけるUDの役割と、UD小委員会の活動目的について、背景と基本方針をご紹介します。
背景:
□デジタルデバイドの解消
今日の情報社会では、社会生活を営む上で欠かすことができない情報機器や事務機器を活用する機会が増加し、仕事に使用する時には誰もが使用できるような道具側の使いやすさへの配慮が社会的ニーズとなっている。
このために、ディスアビリティなユーザー等の情報機器を利用できない人のデジタルデバイド(情報格差)解消が求められている。
注(ディスアビリティとは、能力を発揮できない意味)
□高齢化への配慮
オフィスにおける年令構成は、2010年には50才以上が約1/3を占めるものと予想され、誰にも訪れる加齢による軽度障害への対策が必要。
基本方針:
誰もが活用でき、人の能力を発揮できる機器の提供。
□ディスアビリティなユーザーのCS向上に貢献する使いやすさを配慮 した情報事務機器の実現を目指す。そのために、アクセシビリティとユーザビリティの融合によるユニバーサルアクセス(誰もが使用)可能なユーザーインターフェイス(UI)の実現。さらに、機器の共通操作を実現する「ユニバーサルUIの標準化」を進める。
□UDの課題に対して、明確で具体的な目標を設定。
平成12.13年は、デジタルデバイド関連法対策をターゲットとする重点テーマ化により、企業へのUDの導入を推進する。
○平成10年に当委員会が発足した当初の概念図
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Last Up Date 2001/1/1
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