平成11年2月19日

JBMA 標準化委員会殿

ワードプロセッサ部会 技術分科会

分科会長 田中 英男

 

 

平成10年度 ワードプロセッサ標準化活動報告書

 

本年度は、以下の標準化活動を実施した。

1.文書容量表記ガイドライン作成

2.「パーソナル日本語ワードプロセッサ印刷様式」のJBMS化

 

1.について

各社ワープロのカタログ表記されている文書記憶容量の表記が統一さ

れておらず、ユーザに混乱を与えるという問題意識から、表記のガイドラ

インを作成した。初心者ユーザにも分かりやすいという観点を重要視し、

以下のガイドラインとした。

 

−文字数とページ数を併記する。

この時、1ページが1000文字換算であることも説明する。

その後に、もし付帯事項があれば記述する。

 

2.について

従来、ワープロの印刷速度は測定基準がなく、カタログでも各メーカ

で共通な表記ができなかった。

そこで、ワープロの印刷速度を客観的に評価するために、印刷用標準

文書(計6文書)を定めた。そしてこの文書の作成基準と印刷時の測定

条件を定め、各社ワープロの印刷速度の共通表記が可能なようにした。

この内容をもとに、JBMS化を実施した。

(JBMS−64−1999)

 

以上